日記のような雑文 過去ログ
07/08/23
■ 鉛中毒にはEDTAが効く らしい。TGメタルマンセーな長岡教徒の方々はリスル(リスニングルームの略称らしい)にEDTA・2Naを常備ですね。これで誰からも文句を言われなくなります。よかったよかった。
■ 痛車 に次いで痛チャリ が来たからには、次は痛スピーカ が来るのではないでしょうか。ハルヒのステッカーを丁寧に貼り込んだスピーカなんか見た日にはこっちが憂鬱になりますが。
■ 車にせよチャリにせよ高価なものですから、勢い余った金余りのヲタ諸氏は高価な欧州系すぴーかにも同じことをやらかしてくださると信じております。タングステンシートで裏打ちしたステッカーだとか、レゾナンスチップと同種の細工を施したキャラシールだとか、霊験あらたかなクライオ処理を施したロゴシール だとか、バカ売れすると思うんだけどなあ・・・。ただ、車やチャリと違って公衆の面前で自慢する機会が少ないだろうから、ネ申呼ばわりされたい欲求を満たせないかも。カーオーディオ方面でそれやればいいんじゃね?とも思いますが、ドライバに貼るんじゃなくて箱に貼って欲しいんですよね僕は。そういうのを見て笑いたいのですよ僕は。誰かやってくんないだろうか。
■ チェビシェフ8次のアクティブフィルタですが、手計算で頑張ったという雰囲気を前面に出していこうと思います。Filter Light 使えば8次だろうが16次だろうがアクティブだろうがパッシブだろうがチェビシェフだろうが楕円関数フィルタだろうが、あっという間に設計できるんですが(実際できる)、今回はそういう手段を使わずアホみたいに手計算で設計します。組み立てる前に答え合わせが必要になるので、せっかくですから、ここいらでPSpiceを習っておきます。いやーひと夏で終わるプロジェクトじゃないなあこれは。
07/08/10
■ 夏季休暇中。去年の今頃はアクティブクロスオーバー(fc=500Hz、LR4次)作ってましたねえ。今年はけっこう予定盛りだくさんなので何も作れない気がしますが、ちょっと改造するくらいのことはしたいかなと。チェビシェフ8次 (リプル誤差0.1dB)とか逝ってみたいですね。
■ まとめページ作成予定のネタが溜まりすぎています。ピークホールドネタに加え、楕円関数フィルタのチュートリアルもまだだし、そもそも、SpeakerWorkshop非公式チュートリアル非公式邦訳版の更新が完全に止まっている・・・。これはいかん。内容に不備もあるし。
■ 密閉3wayの仕上げもまだ終わってないんですよね結局。お盆までには終わらせておきたかったところですが。試作箱作って観察してページ作るのは楽でいいなあ。
■ Yahooカテゴリに続いてはてブ にも登録された模様です。登録してくれた方、ありがとうございます。アンテナの方にもたくさんの方が登録してくださっているようで、感謝の限りです。これからもどうぞよろしく。
07/08/08修正(07/08/04初出)
log swept sineを刺激信号にして得られた応答波形に、刺激信号の逆フィルタをコンボリューションして、スピーカのインパルスレスポンスを得る。この方法には、MLSを刺激信号とした場合と比べて、SN比をより高くとれる、スピーカの非線形性を原因とするアーティファクトをより小さく抑える、などの特徴が認められる(オリジナルのペーパーはこちら )。
6月末のバージョンアップでこの方法(通称Farinaメソッド )を実装したARTA 1.3の使用感について報告します。
キモはやっぱり高調波歪みの観察でしょう。振幅f特と高調波歪みを一度の測定でゲットできるという点も魅力的ですが、ツイーター軸上1mなどで観察しても外来ノイズや反射波の影響を無視できるという点が嬉しいです。この点においてSTEPS等とは異なります。
右に示したのが当の手法(近接、入力1.0ワット)によって得られたインパルスレスポンス。最初に得られた応答波形に刺激信号の逆フィルタをコンボリューションすると、各次高調波歪みに相当するインパルスレスポンスが負の時間のほうに得られます。これらをそれぞれ窓ってFFTすればエエわけですね。
そのあたりの操作は自動でおこなわれるようです。右が得られた振幅f特と高調波歪み特性。ちなみに対象はW14RC25のアイソバリック箱。
・・・このあとSTEPSによる観察結果との比較があったわけですが、読者の皆さまに有用な情報を与えるメリットより、いらぬ誤解を与えてしまうデメリットの方が上回るというご指摘を受けました。 そのとおりだと思うので、後半部分は削除いたしました(追記というかたちで弄るのが大変だったため)。ご了承ください。
rarakiさんのご指摘に感謝いたします。
07/07/08
ニューヨークの黒魔術師Julius Hemphill(故人)とシカゴのマッドサイエンティストAnthony Braxtonを師と仰ぐ、ウィーン在住のアルト奏者Max Nagl 。彼の率いるオクテットの2005年作品『Quartier Du Faisan』 を聴いた。hatOLOGY買ったの久しぶりだなあ。ジャズ方面のオーヲタの皆さん、hatOLOGYは録音バリ上手いので一枚くらい持ってても損はないですよ。ジャケもけっこうかっこいいし。
大編成コンボのバンマスとしての力量にはあまり良い印象は持てませんでした。ドロドロした真新しいリフに、旧来のジャズビッグバンドに特徴的なバッキングを盛り合わせるのがお好きなようです。それ自体は悪い戦略じゃないんですが、ドロドロカオスの直後にベースが汗ダクでランニング始めるとか、そういう繋ぎ方をしないとスポーツ的な爽快感は得られないのではないでしょうか。その辺の落差の妙をわきまえた作編曲者としてはPeter Herbornがおります。
7曲目の「Luis」などはなかなかの出来かもしれません(ソリストはトランペッターFranz Hautzinger)。曲名から察するにLouis Armstrongへのオマージュなんでしょうが、サッチモのサの字も出てこない曲調が素晴らしい。シンセの安直な進行に導かれてHautzingerが唾液ジュルジュルな息音奏法を披露する一方で、木管勢はたおやかに背景を描きます。このミスマッチ加減。
ついでと思って買ったKenny Wheeler の『It Takes Two !』 (2006年)。John Abercrombieを含めたギター2本のカルテットというのは期待させるところが大きかったのですが、もうダメだこの人。何書かせてもコード進行とベースラインは30年前から一緒だし、リバーブ深めのフリューゲルホーンに枯れた円熟さが加わるわけでもないし。ナイロン弦のギターと仲良くユニゾンで吹かれた日には頭抱えるしかありません。AbercrombieもAbercrombieだよ! Gateway時代の熱さはどこいったんだよ! そういう趣向じゃないのは分かってますが、もうちっと暴れてくれないと僕が暴れます。
Wheelerという人の曲は、和声の知識をフルに活かした独特のギミックのある展開が多いのですが、まろみのあるフリューゲルホーンの音色は実際、非常に魅力的です。興味ある方はECM作品の中から一枚選ばれるのがよろしいでしょう(何枚も聴いてると食傷気味になりますが)。Keith Jarrettとの共演で話題となった75年の『Gnu High』 などが多くの方から支持されると思います。
07/06/26
えるぷちっく計画のつづき。 ノッチを少しいじったあと、ツイーターのレベルを下げた。
ローパスのfcから離したのでその遷移域は2段折れにならず、一様なスロープになった。これによって総合的な振幅f特の3.3kHzにあったピークがなくなり、絵的にも聴感的にもスムーズになった。
実は600Hz-800Hzの緩い盛り上がりの方が影響が大きい。ピアノがうるさいんですよねこれ。どうしよ。
群遅延特性。
計算上、2.0-3.0kHzあたりに0.3msecのピークができるはず。2.0kHzの鋭いのがそうなのかな。聴いた感じ、まったくもっさりするところが無くて、比類なき透徹さをもって中高域が抜けてきます。ドライバも交換したのでフィルタそのものの特徴だけだとは思えないけど、まあ満足しています。ただ、600Hz-800Hzがうるさいんだよな・・・(また言う
ついでにステップレスポンス。
逆相で繋いでいるわりにはツイーターとミッドのレスポンスに相当するピークが近い。アライメントがうまくいってたんでしょうか。ミッドから約5.0msec遅れてウーファーが来る(ウーファーも逆相)。まあこれは仕方ない。
1周年記念のえるぷちっく計画、この辺で手打ちとします(ピアノがうるさく響くんだけど)。-40dB/oct、阻止域は-40dB ってところでしょうか。3次にしてはようやったという気がします。えるぷちっくチュートリアルは当然のように公開予定なので、興味ある方はもうしばらくお待ちください。
07/06/17
■ 3次楕円関数フィルタできあがり。前回紹介したものから少し変更してあります。しばらく様子を見て、2週間後くらいに諸々のコメントを述べようかなと思います。
■ レンタルサーバの更新が今日までだったことを思い出して冷や汗かきながら金払った。1週間前に通知された時点からこれは何か重要なことなんじゃないかと茫漠と感じていたけど、さっきようやく分かった。サイト開設一周年 ということだ。
■ みなさまのご愛顧のおかげで1年潰れずに持ちました(掲示板は何回も潰したけどw)。日々適当に喋り続けるオヤを暖かく見守ってくださったことに感謝いたします。ありがとうございました。これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
■ 1年間のアクセス数はよく分かりません。一日ごとのユニークアクセス数の累計は40kくらいでしょうか。最初の2,3ヶ月は寂しい状態だったので、2年目はもうちょい増えることになるかもしれません。
■ ・・・えるぷちっく計画は一周年記念プロジェクトということにしよう。ちょうど良いや。
07/06/10
えるぷちっく計画発動。
部品も注文した。
■ 振幅f特が波打って見えるのは生ドライバの測定データからして(部屋の反射波の影響で)波打っているからでして、フィルタのせいではありません。グラフ中、破線で示したのが生ドライバの振幅f特で、ミッドバスもツイーターもディップになっている周波数においてそのような反射波の影響があるものと思われます。ミッドバスの1.8kHzのディップは箱内部の影響っぽいな。なにかしら対策しておきます。
■ ここまでやるなら普通にRS52とNeo3-PDRで検討すればよかったな・・・。もういいです。それが道楽です。
■ ターゲットとしては、2.4kHzクロス、クロス周波数から1オクターブ以内で-40dBまで低下、阻止域は-40dB以下、といった感じ。あんまり上手じゃないかもしれませんがどうなんでしょう。1.7kHzから3.4kHzの1オクターブで共働き状態になっています。
■ 新規購入の部品は0.56mHのインダクタと16uFのコンデンサのみ。あとは全部手持ちでなんとかなります(というか、なんとかなるようにした)。22uFと47uFがノンポーラなのが気になる・・・。これは初体験だ・・・。
07/06/01
■ パラパラ祭り、にぎにぎしく開催中・・・。
スチコン0.01uFが無かったので7700pFでなんとかした。耐圧25Vだけどまあええです。日本橋デジットで一個10円でしたよ。
■ 3日ほど経ってますが、確かに、中高音において滑らかさ向上を窺わせるような雰囲気になってますね。定位感向上への寄与よりむしろ、音場(っていうのかな?)の前後の距離感(っていうのかな?)が好ましい方向に行くようです。微細な音を感じやすくなる他、総じてマイルドでふうわりとした鳴り方になるように思います。
■ 今後も採用するかと言われると、採用します 。ただ、アクティブクロスオーバーのOPアンプICを高速低雑音低歪みなものに差し替えるほうがインパクト大きいですし、なにより、CDプレイヤーの電源ケーブルを変えるほうがもっと楽しい(これは譲れない)。パラパラ祭りで達成できる成果は他の方策によっても十分可能だと思います。パラパラ祭りするにしても、ポリプロピレンや積層フィルムじゃあかんのかとも思いますし。
■ アクティブクロスオーバーのハイパス・ローパスセクションには現在はOP275が挿さってますが、ナショセミのLM4562 とかどうなんでしょうねえ。Digi-key見る限りではそんなに法外な値段でもないし(OPA627に比べて)。
07/05/22
■ 2年に渡ってわたくしの活動を支えてきたCreative Audigy Valueの逝去に伴い、新しくサウンドカードを買うことになりました。ONKYOのSE-150PCIを買う予定だったのですが、そんなに上等なものを使っても意味ないんでないかと血迷って玄人志向のENVY24HTS-PCI を買うことにした。在庫切れ寸前・実売2,500円。うわはー
■ RMAAによる評価はえらいことになっておりますよ。16-bit、サンプリング周波数48kHz、入力レベル-1.5dBくらい(クリップ直前)のときのものをあげときます。こちら 。THD+NについてはAudigy Valueより1桁悪い。その他の項目についてもオンボードのサウンドデバイスとあまり変わらない。しかも左チャンネルだけ電源由来のノイズが豪快に乗っている。ううむこれは銭失いな買い物だったかも・・・。
■ 唯一救いなのは、入力レベルを左右チャンネル独立に設定できるという点でしょうか。7.1chホームシアター用途のために各出力がアナログで出てるので、そういう向きの方にとっては喜ばしいのかもしれません。僕にはまったく関係のない話ですが。とりあえず入出力インピーダンスでも測りますかね・・・。
07/05/12
■ 今メインで使っているパソコン(自作Pen4 2.4GHz)はケースファン無しのため、気温が30℃近くになるとフイイイイイイイイ とCPUファンが全力で頑張っている様子が見受けられます。いい加減うるさいと感じるようになってきました。で、12cmの低速ファンをケースファンとして入れてみたらあらびっくり。ようけ静かになりました。CPUファンも大型低速なものに交換したいすね。あるいはファンレスか。
■ 磁性流体充填による効果 。主にツイーターの例ですが、fs付近の特性が素直になる、低歪みになる、など。scanspeakのツイーターなんかには磁性流体なしのモデルがあって、そっちのほうが音質がよろしいという噂もありますがどうなんだろう。
■ 以前使っていたバスレフ2wayのポートからの中高音の漏れ について。加速度センサで箱表面の振動を観察すると、ポートから漏れる中高音の周波数とだいたい同じ周波数で盛大に振動しているのが分かる 。・・・これって定在波なんじゃないだろうか。箱の内寸から割り出した定在波周波数とだいたい一致する。
■ バンドパス箱は箱ゲイン0で設計すると、用いたドライバのfsから2,3オクターブ上くらいまで出せるようになるわけですが、ポートからの中音の漏れがしばしば問題になるんだそうな。ノッチフィルタを入れて対処する向きもあるにはあるんだけど、Dickason氏などは「要は定在波なんだから吸音材で対処すればええよ」と言っています。ほうほうなるほどね。
■ 次期ツイーターとミッドでまた非常に悩む。うーん・・・。peerlessじゃなくてもいいんだよなあ。B&GのリボンツイーターNeo3-PDR などがけっこう評判いいみたいなのでこれにしてしまおうかとも思ったり。ミッドにしても、けっきょく500Hz-2kHzの2オクターブしか任せないんだから、それ用の小口径で十分ではないか・・・。ANさんとカブるけどRS52 がええ感じに見えます。うーんうーん。
07/05/03
楕円関数フィルタ練習中・・・。これが最も好適なのかはまだ分からん。
W17RC38を対象に、約2.0kHzでクロスできるようなローパスフィルタを考えています(ただの練習)。右にあげたケースでは3次の楕円関数フィルタで4次LRと同等の特性が得られるようですが、クロス周波数から1オクターブ以上の領域で-40dB以下まで減衰させたいときには、阻止域でのバウンスバックをノッチで抑える必要がありますねえ。このへん冗長といえば冗長なので、より高次のものを使うか、通過域でのリプルを大きくするか、どっちかなんでしょうか(通過域でのリプル誤差は0.2dB)。ヘタクソってことですかそうですか。
クロス予定の周波数から約1オクターブ上に振動板の共振由来のピークがあるとき、楕円関数フィルタは俄然有利なんじゃないかなと思いました。W17RC38は4.8kHzにピークがあって、約2.0kHzでクロスをとる4次LRではこれを十分に抑えることはできないんです。
ところが、楕円関数フィルタを使って減衰極をこのピークに合わせると、これをうまーい具合に抑えることができるようです。・・・まあこんな面倒なことは設計の如何で問題なく避けられると思いますが、そんなやり方もあるんじゃなかろーかと思った次第です。
やっぱりというかなんというか、ミッドバスのローパスフィルタにはインピーダンス補正がほぼ確実に必要になりますね。これ入れておかないとクロス周波数付近で豪快にピークが出るようです。
『OPアンプによるフィルタ回路の設計』 に正規化されたフィルタ設計表が載っていたので、次回はこれを使ってフィルタの設計をしようかなと思います(楕円関数フィルタのものは載ってません、上記フィルタはまた別のやり方で求めたものです)。「等リプル誤差をもつ線形位相フィルタ」というのを試してみたい。4次のときの各段のQとf0 が分かるので、所望のカットオフ周波数に合わせて逆正規化すればいいんだと思いますが、ちょっと怪しいかな・・・。まあ後日「こんな感じでどうでしょ?」と報告します。
07/04/28
Linkwitz transformインプレ。
■ It's a magic! Tremendous bass!
■ でもあんまり派手な感じじゃない。当たり前のようにさらっと出してくるので逆にリアクションに困ります。以前の状態を思い浮かべてはじめて100Hz以下のレスポンスが劇的に向上していることに気付き、「あー確かに出てますねー」となる。こういう出音は初めて体験しました。
■ 超低域の余韻が少ないことに気が付きます。また、バスレフのようにある所から全く出なくなるとか一部分だけやけにブーミーとかはないし、共鳴管のように一部ディップが感じられるということもないです。いや非常に表現に困るんですが、超低域までタイトに再生するヘッドホンに近いです。キレる超低域というのは大変に好みなので、大変に嬉しいです。
■ 最初は30Hzくらいがアホほど入っている東京ザヴィヌルバッハなどをうはうは言いながら聴いていたのですが、50年代60年代のストレートアヘッドなジャズもののほうで真価を発揮するかもしれません。小生は「MPSはやっぱ低音録るの上手いなー」と口半開きで今日一日過ごしました。
■ スラップでズォォンッ と響かせてくるパワープレイヤーより、Barry GuyやMark Dresserなどのキワモノの方がよっぽど超低域出してるんだなあと感じました。あと、Guy御大についてもそうですが、Bruno Chevillonのように和音を好んで使う奏者が光ります。音程が聞き取りやすいというか。古めなところではSteve Swallowもそうですかね。
■ 30Hzまでフラットになるように設計したのですが、手元にある測定結果を見ると、100Hzからレベルが低下し始め20Hzで-10dBというふうになっています。20Hzで-10dBなら御の字じゃないでしょうか。今回はTrue Audioで公開されているExcelシートで設計しましたが、FRDで公開されているもので設計するとまた違った回路定数になるので、こっちの方も作るかもしれません。部品代は高々800円ですし 。
■ とりあえず安心できたのは、これでリファレンスと呼べるようなものを持てたということでしょうか。スピーカーとしてはミッドとツイーターを交換して仕上げをやって初めて完成なんですけど、今回、現実的な範囲で最も優れた低音を聴けたというわけでして、今日以降はのうのうとはっちゃけて遊べるんじゃないかと思います。
07/04/26
実験用6.5インチミッドバス、W17RC38-08。
横浜ベイサイドネットではよく売れているようです。
プロジェクトBPB の前哨戦として、同一ドライバで密閉箱、バスレフ箱、バンドパス箱を作って比較検討します。見所は、バンドパス箱のカットオフ周波数付近の位相の具合、群遅延とか。
過去に取っておいたデータをみたら、振幅f特は以前作った9.0リットルバスレフのものしかなかった(しかもポートのを取り忘れてる)。それにしてもこれ、無茶苦茶なインピーダンス特性ですね。
プロジェクトBPBのねらいは、2wayと同じだけの労力と銭で3wayが組めるかってところにあります。3way作るにはミッドのクロスオーバーネットワークがバンドパスになるわけだし、ウーファーのカットオフ周波数が低いからインダクタに金がかかるし、なにより、それらネットワークのせいで全体的に能率が下がる。
というわけで、箱に一工夫入れてウーファーにアコースティックにローパスを入れることにします。まあバンドパスなんですが。
箱ゲイン0dBのとき、このドライバを使ったバンドパス箱のカットオフ周波数は、上が148Hzで下が56Hz。密閉でfsc = 150Hzくらいになるミッドを足せば、見た目2way実際には3way というモノができるわけです。箱ゲインを8dBくらい下げると、下のカットオフ周波数は30Hzくらいになるようですが、今回は検討しません。
本番では別の8インチウーファーを使います。
07/04/22
水性ポアステイン白は本当にウレタンクリアニスの黄変を抑制できるか。
シナ合板を対象にした、塗装後3ヶ月の様子を右に示します。結論としてはまあ抑制できてると言える。でもちょっと魅力に欠けるかな。化粧合板のような安っぽい雰囲気になります。木目に深みがない。
A系列 1/2希釈 水性ポアステイン白
B系列 1/10希釈
C系列 1/20希釈
D系列 予備塗装なし
あらかじめ縦方向に各希釈の水性ポアステイン白を塗ったあと、横方法に以下の処置を施しました。
@ リノキシン10% ワトコオイル90%の混合オイル含浸後、1/2希釈の油性ウレタンクリア塗布
A 同混合オイル含浸後、クリアラッカー塗布
B クリアラッカー塗布のみ
C 1/2希釈の油性ウレタンクリア塗布のみ
オイル+ウレタンクリアのやんごとなき輝きをそのままに、どうにかしてあの飴色(D系列)を抑制したい。・・・うーんうまくいかんな。飴色にならないクリア塗料を探すしかないのですかね。
07/04/14
3時間くらいでLT組み立て終了。単体で特性を見てみたけどどうもおかしいですな・・・。例によって配線ミスでしょうね。「配線チェックと通電は完成の翌日から 」という先人の知恵もあることですし、明日からなんとかします。とりあえず発振とかがないだけマシだ。数100kHzあたりの超高域でどうなってるのかは存じ上げませんが。
07/04/09
■ すいませんねえ・・・。毎度ながら掲示板の方が見れなくなっております。
04/10現在、閲覧書き込み可能です 。ご迷惑をおかけしました。
掲示板cgiにリファーラなしで飛んでくるウツケどもが日に10万件に達したもんですから、まだサーバ管理会社から文句を言われてないとは言え、そろそろ対処しておこうか、どうせのちのちやらなきゃいけないんだし、と思って手をつけたはいいものの、風邪引いてボーっとしている頭では何にも進まず、「とりあえず明日以降にやろう」と投げるという、最悪かつ典型的なところに落ちています。うーん面倒だなあ。やらなきゃよかった。
■ ウツケの大半はinfowebユーザ、しかも東京か千葉なんですよね。個別に蹴ってても埒が明かないのでまとめて蹴ってやろうかと思えるくらいに面倒な人たちです。出会い系サイトの業者だろうなあ。すごいのはそれを自動でほとんど拒否できてるissoさんの改造スクリプト ですね。お世話になっております。
■ 3年のあいだ実家に封印していたレコード類を、ついに復活させた。ジャケットを眺めるにつけ「よくこんなものまで買ってましたね僕は」とか呟いてしまいました。一番嬉しいのは、(再生できないのに)この3年で買ってしまったレコードをようやく聴けるようになったということ。Rova Saxophone Quartetのファーストをはじめ初期のCD化されていない作品をようやく味わえました。・・・ううむ、90年代初頭のミニマルミュージック志向の陰でまともに楽曲を演奏するようになったのは、やっぱFred Frith近辺の影響のせいなんだろうか。とかなんとか。
■ フォノイコも作らなあかんねこれは。
07/04/06
■ 部品も買ってきたことだし、そろそろLTを作り始めますかね・・・。
■ トロたんったらいつのまにかえらいもの 作ってはりましたね。
■ なんだかんだいって塩ビ管スピーカーというのはかようにポピュラー ですから、僕もなにか一個作ってARTAでとったデータ載っけてその普及に努めようかと思っている次第です。完成した暁にはオフ会に乗り込んじゃうかもしれないぜ。
・・・悪ノリしすぎですかそうですか。
07/03/29
■ ジャズ系新進レーベル、cryptogramophone がけっこう良い。Nels Cline依然売り出し中ですなあ。彼はRova Saxophone Quartetとも共演歴のあるギタリストで、英The Wire Magazineでも彼をリーダーとするバンド「Wilco」が頻繁にプッシュされていました。
■ サンプル音源が充実しているので是非ご覧になってください。画面右上に表示されるであろうAUDIO/VIDEO かCATALOG から各映像、音源にアクセスできます。個人的なお気に入りはチェリストEric Friedlanderの『prowl』。民族音楽の雰囲気が大変良い。そしてベースとドラムはTakeishi兄弟。
■ 3ヶ月ぶりにネットでCD買った。ネットに繋がっていることとネット通販できることがほぼ等価であることを、この3ヶ月の禁欲生活のせいですっかり忘れてしまっていました。ずっと前から探していたSergey Kuryokhin(セルゲイ・クリョーヒン)の『The Ways of Freedom』 (1981年 Leo)と、Barry Guy New Orchestraの『Oort-Entropy』 (2005年 Intakt)の2つ。ともにJazzloft で購入できます。ゲンオン(現代音楽)関係にも強いショップなので、そっちの趣味の方もどうぞ。
07/03/24
■ ギャルゲテラバロスwwww
■ ラストキング・オブ・スコットランド を見に行った。主演のフォレスト・ウィテカーがアカデミー賞主演男優賞を授かっているらしい(見終わってから知った)。数年前テレビで見た授賞式で黒人女優(といってもピーチな肌)が黒人として初めて賞をもらったときに、「70年よ! 黒人がここまで来るのに70年もかかったのよ!」と感涙しながら挨拶していたのを思い出した。
■ 上記映画、劇中の音楽にフェラ・クティが使われていました。映画の舞台はウガンダだけど、フェラは主にナイジェリアで活動していたブラック・プレジデント 。死ぬほどかっこいいのでこの機会に是非聴くように。Music is a Weapon! たかだか10分のムービーだから最後まで見ろ!
■ 最近、音楽の趣味が変化してきていて、静かで単純な音楽にじ〜んと染み入ることが多いです。例えばLoren ConnorsとDavid Grubbsの作品『Arborvitae』 。これはサンプル音源が用意されているので是非。 → サンプル「Blossum Time」 を聴く ・・・ううう。ええのう。インダストリアルな寂寥感がたまらん。
■ piyoっちの総スキャンスピーク3way ね。無響室で測定していたり、アルミの細かい加工をやっていたりと、普通の人とは違う環境にアクセスしやすいのだろうと思いました。やはり環境が作品の出来を左右するのでしょう。
07/03/21
ちょっと想像しさえすればすぐ分かることだった。カマデンのTA2020キットはなぜあんなに好評を博したのか。いくつかのDAC基盤頒布サイトがそれなりに成功しているのはなぜなのか。・・・もっと一般的な例を出そうか。amazonはなぜあんなに上手くいったのか 。
欲しいものは数あれど取りに行くのが面倒臭いからだ。都市部に住んでて本屋やCDショップや電子パーツ屋が近所にあっても、自分で選ぶのが、自分で組むのが面倒だからだ。あなたにとってはまったく面倒じゃないかもしれない。より安価でより良質なものをより合理的に買い物出来てると自覚する瞬間に悦びを見出すオタク的基質の持ち主においても、それはまったく面倒じゃない。しかし、多くの都市部生活者は、数多の物欲刺激情報に曝されているくせに多忙で、そして多くの地方居住者は、手近なところにお店がない。
時間的体力的な制約と地理的な制限を取っ払ったとしても、まだハードルは高い。今自分の欲しいものがどこに売っているのか、多くの人は知らないからだ。聖剣Googleを抜いて大海の中から必要な情報をピンポイントで貫ける人間は、正直なところかなり少ない。プラス、多くの人はそんなに真剣じゃないし忍耐強くない。彼ら彼女らにおいては、手軽に触れてみたいだけという気分が支配的だろう。
こういう言い方はすごく失礼なんだけど、こう考えるしかない。何から何まで準備してやんないと誰も腰を上げないのだ 。ブログやホームページで必要な情報だけ流しても誰も手をつけようとしない。良い本があったとしても状況はほとんど変わらないはずだ。そりゃもちろんサプライ側の努力は必要で、吸収効率の良いかたちに情報を加工することは重要なんだけど、それだけでは不十分だ。ブツも渡してやらないと、こっち側に来てくれない 。
・・・なら渡してやれば良いという話。さしあたって最初のハードルになっているのはマイクとマイクプリアンプと測定用ケーブルの入手性の問題だ。買うと良い値段がする(特にプリアンプ)。ここに「買ってもいい」と考えている人がいるとしよう。しかし、ECM8000はサウンドハウスで、プリアンプ用のパーツは若松で、とやってると、送料がちょっと多めにつく。ちょっとした障害にやる気を殺がれる人は多いはずだ。・・・なら全部一度に 渡してやれば良いという話。
周知のように、スピーカー自作派の中には電気のことや電子工学のことに不慣れな人が多い(安心してくれ、僕もそうだ)。彼ら彼女らを責めてはいけない。「勉強すればいいじゃん」というのは知的エスタブリッシュメント特有 の考え方で、趣味人口の大半は、孫の頭を撫でるのと同じくらいスピーカーを弄るのが好きとか、それくらいのウェイトの置き方をしている人だろう。勉強なんかしたくないのだ。聖剣Googleは容易に抜ける代物ではないし、実は命中率激悪だ。
ディアゴスティーニってあるだろ? CMは頻繁に見かけたけど商品自体はあんまりお目にかからなかった代表格だと思うが、まあそれはいいとして、要するにあれと同じことをやる。「大人の科学」を想起するのもいいだろう。気軽に触れたい人たちが大半なんだから、お手軽なパッケージでサクッと届けてやる。中には必要なもの一式ドーン。歴史的背景と現在の一般的な手法について書かれた読みやすい本。ほら来た。プリント基板とそれなりに良質なパーツと組み立て説明書。そら来た 。道が一本になれば後はただ歩くだけなんだから、歩きたい人は歩く。歩きさえすれば辿り着けると直感できるようなパッケージになっていれば、だけど。
完成品は喜ばれない。まかりなりにも趣味でスピーカー作ってるバカどもだ。手動かしてる感、関与できてる感があったほうがいい。・・・そう、そういうことだ。キット販売をやる 。しかも超良心的(超自虐的)価格で。
マイクとマイクプリアンプを別個に用意するのは経費がかかる(特にコネクタやプラグの類)。それはユーザ側に転嫁しなきゃいけないだろう。安くあげなければいけない。加えて、のちのちになってそのどちらかをアップグレードしたいという考えは、もう一度言うけど、知的エスタブリッシュメント特有の考え方だ。ひとまずやらなければいけないのはプリ付き自作マイクだろう。カプセルの単価は安いんだから、キット化すればずいぶん敷居が下がるはずだ。どのあたりまで安くあげられるのか試してみる必要がある。
・・・といったようなことを休日に出勤しながら考えた。
07/03/18
Darek Olesもとろけそうに甘くて最高だし、Mario Pavoneもクールな雰囲気で素晴らしいけど、Stomu Takeishiはやっぱええのう。QuaやColdcut、Secret Mommyなど、バカみたいに20-30Hzを入れてくるアホタレどももよく響きます。
ようやく3wayの状態で鳴らせるようになったのですが、設置位置の問題でディップが形成されているのが聴感でもわかるので、いろいろと詰めなければなりません。ケーブル類を新調しないといけないし、OPアンプICも交換したい・・・。
こなれた頃に特性測ってLinkwitz transformの製作をおこないます。
次は100ワットパワーアンプの製作だ! (マジで
07/03/16
■ 大変嬉しい提案を戴いた。本を書かないかというのだ。 依頼者はオアフ島出身の音響工学博士、ハレラニ・アイボリーコースト女史。 昨年出た彼女の著作『The Art of tasting Loudspeakers』は非常によく出来た本で、音響測定ソフトSpeaker Workshopのチュートリアルを中心に、自作スピーカーの測定方法を通り一遍紹介している。専門知識をひけらかすわけではなく、初心者に馴染みやすい平易な語り口が魅力的だ。"テイスティング"とはまさに言いえて妙。僕の役目はこれを和訳して日本国内に広く流通させることで、自作スピーカーを趣味とする方々のレベル底上げを図ることだ。
■ という遊びをやろうと思った。
■ 他にも「meets the experts」という企画はどうだろうとか考えていた。音響工学に詳しい大学教授、ネットでの活動が盛んな名のあるアマチュア、オーディオアクセサリー(オカルト寄り)のメーカー社長、代表的なパーツ販売店店長などにインタビューしてまわり、各人がスピーカー自作派に対して思うことを喋ってもらうというもの。問題はすでにいくつかあって、まずギャラが出せない、オフ会の雑談に近くなりそう、会いに行くのが面倒臭い などなど。スカイプとかでやったら・・・失礼極まりないな。どうしようこれ。
■ スピーカーの名前を考えた。人名を拝借したらどうだろうと思いついて真っ先に出てきたのが「カジンスキー」、「チカチロ」、「テンペスト・ストーム」など猛烈に不謹慎なものばかりで困った。結局、僕の大好きなジャズベーシストの名前を拝借しましたよ。Chevillon(シュビヨン) とします。
■ 革張り仕上げが終わったら板金屋に名前入りプレートの細工を頼むかも。自分でしこしこエッチングしてもいいんですが、きれいに仕上がったものが欲しいので、プロに任せるのがいいかと。
07/03/09
07/03/05
開通 。ネットがなくても困らないと思えたのは最初の一ヶ月だけで、ちょっとした調べ物とか、どうにも暇を持て余してしまっているときとか、なにかとネット環境の不整備を呪ってしまいました。あったらあったで勉強できなかったりダラダラと時間を浪費したりと、わたくしの自制心のなさを呪ってしまうのですが。
3way密閉箱は、箱自体は完成しています。ですがまだウーファーしか音出せていません。ミッドとツイーターのネットワークの組み込みがまだだし、アクティブクロスオーバーとパワーアンプのほうを少し点検したいので、これぞ3way!と息巻けるのはもうちょっと後の話に。
新規ミッドの購入より先に、塗装をどうするかという話ですね。皮革張りにするか、家屋用クロスを張るか、モルタル塗るか、はたまたコンクリートか・・・ いずれにせよ、単に「塗装する」のは今回は避けて、ちょっと意匠性の高いことをやってみようかと思います。
現時点で総費用7万くらいか・・・ 意外と安くついたと思いますが、ミッドが15ドルだからなw
07/02/14
ご無沙汰しておりますオヤです。
細々と作業を続けてはいるのでこの半年越しのプロジェクトももうじき完成かもしれません。塗装する前に普通の密閉箱(Linkwitz transformなし)としての特性を公開するつもりなので、そのあたりにご期待ください。いろいろなことを並行して進めているので、どかっと出せるときはどかっと出る、出ないときはまったく出ないってな状況ですね。ネット環境に不自由していなかったとしても、あまり喋れない時期になったと思います。
密閉箱のミッドとツイーターについて、当初MTM TLsのバッフルを丸ごと移植する予定でしたが、あれはやっぱ問題ありすぎるので却下します。代わりに、今使っているバスレフ2wayのドライバを暫定的に乗せるかも。本当は新たに4インチミッドと1インチツイーターを買いたいんですけど。
スピーカー作り始めて丸2年経ちました。一番最初に買ったタイトボンドをようやく使いきろうとしています。さまざまな人たちに支えられてここまでやってこれたと思うので、僕が出来る範囲で誰かを支え、そしてまだまだ勉強し続けます。
ひとまず擬似無響室測定の説明のためにフーリエ変換について勉強中。僕らが「FFT」と呼んでるのは、どうもクロススペクトル法とかいうやつらしい。まあパワースペクトルとクロススペクトルの違いすら分かってないんですけどね。
07/01/14
ARTAをようやく使えるようになってきた。Speaker Workshopでは時間窓(ゲート時間)を使ったいわゆる擬似無響室測定が極端に煩瑣となるので、ARTAで測定してSWにインポートという手順が良い。
ARTAを使ってると痛烈に感じるのですが、この手の音響測定というのははじめにインパルスレスポンスありき なのだなと思います。WavespectraなどのRTAは確かに便利なんだけど、インパルスレスポンスさえ手元にあれば、ステップレスポンス、CSD、ETC、周波数特性、群遅延、この辺の情報が一気に手に入る。インパルスレスポンスの意味するところにファミリアな人にとっては当たり前なんでしょうけど、一般オーヲタにはなかなか掴みきれないところですよ。
ARTAだとCSDが超かっちょいいのですよ。加速度センサACH-01を使って共振峰の観察ってのがずいぶん映えるようになりました。また、SW非公式チュートリアル第4回もARTAベースで行こうと思っています。ご期待ください。
06/12/16
■ ありもしない空想のドライバについて適当に周波数特性のグラフを作成した後、それに最小位相特性を付与して(ヒルベルト変換)、逆FTでインパルスレスポンスを得る。一度インパルスレスポンスをでっち上げることができれば、任意の入力に対するタイムドメインにおけるレスポンスを求めることができる・・・。コンボリューション と呼ばれる操作にはこういうものも含まれているらしい。
■ Mark K氏のサイト が大変良くできていて、解説ページを読むだけで専門用語の使い方がバカスカ分かってきます。コンボリューション云々の話は、以前ANさんが言っていたことなんだけど、そのときにはすっきり納得するところには至っていなかった。
■ ドライバの歪みをどうやって測定してどうやって評価するのかということを考えていたので、linearな歪みに関する解説ページ が非常に助かりました(上記のコンボリューションの話もここに掲載されている)。この解説によって、以前に掲示板でかつさんが言っていたこと(波数の少ない正弦波トーンバーストが広い帯域の成分を持つということ)に納得できるようにもなった。
■ あのグラフはETC と呼ぶらしい。Energy-Time Curveのことで、Linkwitz先生がドライバのlinearな歪みを評価する ときに多用してるあのグラフだ。どういう見方をすればいいのか正直言って今まで分からなかったけど、ようやく読み方が分かってきた。
06/12/12
■ 大阪駅前第1ビルのWalty堂島で『Golden Years of the Soviet New Jazz Vol.II』 を偶然見つけた。4枚組みボックスセットの新品が2,000円。あれ今ってユーロ高だったよね? どうなってるんすか(それだけLeo Recordsが人気ないってことか)。ピャトラス・ヴィシニャウスカスとガネリンの共演も含まれているので(その筋の人たちには)お得感が高いと思います。全世界で限定750セットなのでロシアジャズ愛好家は血眼になって探してください。
■ ubu.com 。 現代音楽やアヴァンギャルド方面の動画やインタビュー音源が大量に掲載されています。メルツ詩の朗読がなぜか大量にあって笑えます。リゲティのポエム・サンフォニック(100台のメトロノームのための) とか初めて見た。妙に感動してしまった。他にはメレディス・モンクのインタビューとステージ映像 。
■ ubu.comはまあ面白いんだけど、やっぱりInternet Archive のほうが中毒性高いですよね。お気軽度で言えばだんぜんYouTubeなのですが。
■ Vienna Art Orchestra!! かっこよすぎる!! こんな熱狂的で下世話なビッグバンドが、よりによってウィーンなんぞにおったとは・・・。ううむ。ページ下部の「VAO internet radio」というところからストリーミング音源が5本、各1時間ずつ用意されています。channel 4が素晴らしい。彼らの作品を喜び勇んで買い求めようと思います。
06/12/08
Reactable が素晴らしい。類似コンセプトのAudiopad もかなり素晴らしいが、即興エレクトロニカのかたはReactableの方に惹かれるんじゃないか。
こちら がReactableのデモ動画。ファイル形式が.mp4や.aviなので、macの人もwinの人もVLC media player でどうぞ。
06/12/03
■ あらかた組み終ったかなという感じですが結線はまだです。これがダルイんだよなと。久しぶりに空芯コイル巻いたら親指が痛くなりました。治具無しでやろうという方が間違っておるのですね。
■ テレビで高校の世界史履修漏れとか騒いでたもんだから、わざわざ実家から高校生のときに使っていた世界史Bの教科書取り寄せて 昼ご飯食べながら読んでいますオヤです。面白いですよ世界史B。フソシャ(扶桑社)の『新しい歴史教科書』よりよっぽど面白いですw
■ 『新しい歴史教科書』は、2年ぐらい前、ラボにいた韓国人留学生のために買いました。結局貸さなかったんだけどやっぱ貸すべきだったな。PAGEの脱色液捨てながらコイジュミ(小泉)の靖国参拝にキレる韓国人留学生。 それを見ながら別の韓国人留学生に「あれが火病ですか?」 と尋ねる僕。
■ 「火病」の発音はファビョンじゃなくてファッビョンなんだそうです。笑顔で答えてくれました。
■ 世界史Bを読んでいて一番興味を持ったのは、18世紀以降のドイツ・オーストリア周辺ですかね。とにかく戦争しすぎ。フランス革命後のフランスなんてのは最悪で、国内の反革命分子を一掃するためにオーストリアに宣戦布告 とかまったく意味が分からない。あと、ポーランドが一時期消滅していたとか、共産主義や労働運動の経緯など、普段馴染みのない話題てんこ盛り。
■ というわけで倉田稔著『ハプスブルク歴史物語』 (NHKブックス)を買い求めて読む。マーラーとかベートーヴェンとかも出てきますよ。半分くらい読みました。できるだけ叙述的であろうとする態度はいいんですが、なにぶん素っ気無さすぎて食い足りなさを覚えます。
■ そう考えると塩野七生は絶妙なところなんだなと思いました。彼女の文章には賛否あるようですが、僕はかなり好きなほうです。キーパーソン登場時の引っ張り方とか、無理に体裁を整えた感があって大変好みです。やっぱ悪食ですかね僕は。
06/12/02
プロジェクト名「それゆけLM3886」 、始動。
保護回路が充実しているせいかギターアンプなどでの作例もちらほら見かけますね。ジェフ・ロゥランドのパワーアンプ にも採用されているとかいないとか。僕のは実験用アンプに供するつもりです。
何かに使っていた筐体を流用するので、変なところに穴が空きまくっていますが気にしないことにします。
06/11/30
■ こないだ1971年の『Catch 22』 をDVDで見た。素晴らしい。大変素晴らしい出来だった。ロングショットのしつこさがまず僕好みで、オープニング後の爆撃機の離陸シーンや、ドイツ軍による基地爆撃のシーンなど、カメラマンちょっと出て来い、謝礼渡すから な120分。素晴らしい。DVD特典としてマイク・ニコルズ監督とインタビュアー(失念)によるリアルタイム副音声解説が聞けるんですが、案の定、カメラマンであるデヴィッド・ワトキンの話題ばかり。しばらくマイク・ニコルズ監督作品およびワトキン参加作品をフォローしようと思った。
■ ついでに見た『人狼』に関しては特に強い印象を持たなかった。
■ Catch 22と言われてあなたは何を思い出しますか? 僕の場合、DCPRGの「Catch 22」です。Date Course Pentagon Royal Gardenの2003年のライブ盤『Musical from chaos』に収録された曲名なのですが、これ、2枚組みのCDで、うち1枚が全曲「Catch 22」なのですよ。ライブごとのバージョン違いを楽しめという趣向でした。周囲の音楽好きが総じて「ホーチミン市のミラーボール」の可愛らしさを絶賛する中で、僕一人「Catch 22」をフェイバリットにあげるという変な事態に。
■ 人生で初めて作ったスピーカー、zaphのスラントバッフル2wayにオカルト的な処置を施した。ミッドバスのダイアフラムにパンドル 塗布。大変悔しいのですが、こんなことで中低音の質が一気に向上します。ついでにマグネットに麻紐を巻いた 。鉛を抱かせるよりよっぽど効いてしまうのは何故なのか。
06/11/18
■ SAW3 公開。どーなんですかね。ネタバレスレをみても「怖いというよりグロイ」という感想が大多数。前作と前々作の裏設定を織り交ぜてあるようですがそれなんてCUBE ZERO ? 超映画批評の評価は40点 だそうです。
■ 掲示板のほうで少し書きましたが、先週の日曜はANさんに会いに六本木工学京都支店へ。片チャンネル20発のラインアレイスピーカーをいきなり見せられてびっくりしました。-48dB/oct で繋いだMTMを聴かせていただきました。そのほか有用な情報多数。ありがとうございました。
■ その有用な情報のなかのひとつ、ARTA という測定ソフトについて。 これ便利そうですよ。測定手順を実演してもらったのですが、
「ここでサウンドカード設定ね」
「はい」
「でMLS選んでインパルス測定ね」
「はい」
「マーカー決めて、FFTね、はいF特」
「やけに早いすねコレ 」
という具合でした。近いうちにレポ書くかもしれません。
06/11/05
作業経過を報告していくスペースとしてこの欄を活用いたします。今日はこれくらい→
こないだ買ったこのデジカメ(FinePix V10)のダメさ加減が分かってきました。明るい場所じゃないとまともに撮れないようで、60ワットの裸電球一個のこの部屋では微妙に色調の狂った写真しか撮れません。あと、わりと画素数の高いモードで撮影しないとダメっぽい。
メモリカード、いまだに16MBのものを使っていると職場の人に言ったら引かれました。
06/11/04
箇条書きというか書き殴りというか。
■ 3way密閉箱のウーファ穴の拡張、進行中。φ10mmの木工用ドリル刃でざくざくとやる。「拡張」という単語で思い出したんだけど、世の中(というか2次元創作系)には「膣拡張」というジャンルがあって、これ何が面白いんだか僕はさっぱり分からない。ディルドーのファンがエロ絵を描き始めたという経緯なのかもしれないけど、異物挿入にしろフィストファックにしろ、生身の人間がそこまでやっちゃうから見ててドキドキするんじゃないのか。膣拡張の「絵」を描くというのはそんなにおもしろいことなんですかねえ。妄想の行き方としてはなんの間違いもないとは思うけど。
■ praxis 勉強中。まだほけーっとマニュアルを眺めるくらいの段階ですが、praxisでは測定用信号のことを「stimuli」と呼んでいるようで、ピンクノイズやMLSに混じってそこに含まれていた「Chirp」なるものに注意が向いた。これ、以前お会いした技術者の方が「測定するならこれ」とか言ってたような・・・。あんまり憶えてないや。
■ Don Byron特集と自分で銘打って、Byron参加作品を初期のものから集中的に買い求めて聴いてたんだけど、やっぱり2004年の『Ivey-Divey』 が一番好きかなあと思った。実はこれは持ってないので近いうちに購入する予定。
■ 職場で大きな人事異動があって、現状で人多すぎる僕のいる部署にさらに2人増員。実験器具が微妙に足りなくなってくるんじゃないかと心配です。というか、人多すぎで実験スペースの確保も難しくなってきてます。
■ YouTubeでPat Methenyの動画をいくつか見た。僕彼のことをまったくフォローしてなくて、それはそうする必要がないと思っていたからなんだけど、動画を見た後でもその思いは変わらなかった。「First Circle」 てこういう曲なのか。ふーん。
06/10/31
3way密閉箱の板について。半径93mmと指定した穴が直径93mm と解釈されたらしく、「おじさんのはこんなに小さくないからなー入るかなーゲヘヘ」 と半壊しながら作業中断中の図。いやお願いしますよハンズ。ハンズ心斎橋店。
18mm厚のMDFを2枚重ねにすると予想以上に重いですね。
今まで合板に触れる機会のほうが多かったので少し驚きました。
06/10/28
信じようと、信じまいと―
ジルコンサンドなるものを知る人は多いが、その加工をおこなっている工場の劣悪な就労状況を知る人は少ない。ある日その工場で誤って粉砕機に転落してしまった労働者がいた。翌年日本国内には赤味の強いジルコンサンドが出回り、通常品より音質向上効果が高いとして高値で売買されたという。
はっぴーはろうぃんということで「63のロア」から一つ引用してみました。「63のロア」はあんまり面白くないですがね、オカ板原産の小話ということであれば、僕はだんぜん「師匠シリーズ」 を推しますね。各話のオチのあっさりした感じが好みです。秋の夜長、暇つぶしにどうぞ。
06/10/23
秋の夜長にしっとりしたジャズでもいかがでしょうか。天下の名盤と呼ばれる『Kind of Blue』の中で僕が最も気に入っているのがこの曲です。Blue in Green 。
→ 丸々一曲mp3で聴く
心に沁みますね。では、この名曲の名カバーをお聴かせいたしましょう。
→ ramストリーミングで聴く
...この素晴らしい演奏を聴かせてくれたのはDavid Fiuczynski (デヴィッド・フュージョンスキー)率いるScreaming Headless Torsos の面々です。皆さん今一度大きな拍手をw
冗談のような名前のギタリストが冗談のような名前のバンドを率いて何かやってるわけですが、このバンド僕ほんとうに大好きでして、何が素晴らしいってその汲めども尽きぬ底なしのやり過ぎ感 が素晴らしい。これがあの「Blue in Green」かと。まともにジャズギターなのは最初の数秒で、暗黒ファンク → 嘘っぱちレゲエ → オルタナロック調 → 嘘っぱちスキャットっと、尋常じゃないバカさ加減が8分48秒間ひたすら炸裂し続けるわけです。いや素晴らしい。
彼らはただのバカではありません。確かな技術を持った情緒豊かなバカなのです。ボーカルのDean Bowman が薫り高いソウルを披露し、Fiuczynskiが薄明かりにたゆたう紫煙を表現した「No Survivors」などは絶品です。どうか気を取り直してお聴きください。
→ ramストリーミングで聴く
歌詞 を見るとこれは男女の別れを歌った曲のようですね。サビの部分から虚無感とともに前向きな想いも窺えるのですが、皆さまはいかがでしょうか。
...
And the AM clouds were lifting
Bringing light to another day
No more darkness covering up
What we need to say
Up in the glow of all our yesterdays
Divine order will somehow find a way
06/10/21
デジカメ買ったついでにEvan Parker の『Time Lapse』 まで買ってしまった。
速いパッセージを20分以上にわたり循環呼吸で披露するなど彼の「声」というのはかなり独特なのですが、一度そういうもんだと理解してしまうと、えもいわれぬミニマルの愉悦が得られるのですよ(こうして人はフリークに変身してゆく)。ブチ切れた血気盛んなソプラノサックス奏者というよりは冷徹なバーチュオーゾという感じです。2000年の『After Appleby』 などは非常に気に入っています。
本作はソプラノサックスのソロ作品で、随所に多重録音が用いられていています。素晴らしすぎて涙が垂直に噴出しそうでした。まず1曲目の「AK-KOK-DEER」が素晴らしい。例の循環呼吸ソロが折り重なって遠景に漂い、雅楽っぽい味を持った透明な音が真っ直ぐ伸びていきます。こいつこんなソロ吹けるのか!
彼の循環呼吸ソロを軽視する向きがあります。いくつかの同じ音をぱひょらぱひょらと高速に機械的に吹き倒す芸なので退屈を覚えるひともいるでしょう。僕などはもうちょっと注意深く聴いてくれよと思います。
彼の出音の音量には微妙なムラがあります。そのムラは初めは不作為に見えるかもしれませんが、注視しているうちに特定の音階のみ強調されたり、パッセージが微妙に変化したりと、陰影が深くなってきます。無味乾燥なパッセージだと思われていたものが、ある特定のメロディとして捉えられる瞬間があります(錯覚かもしれない)。不思議なことにそれらの「メロディ」は時間経過とともに流れていくような性質を持たず、長い時間脳味噌の片隅に残り続けて、次々に生み出される新しい「メロディ」にオーバーレイしていきます。脳味噌の中で。 これがミニマルミュージックによるトリップ感じゃないとしたらなんだというのだ。本作では2曲目や5曲目などで楽しめます。
どうでもいいですが、初めは無作為なものに思われたノイズから偶発的にコントラストが生まれ、そこを契機にしてパターンが形成されてゆくというストーリーを見ると、僕などはアラン・チューリングの側方抑制(lateral inhibition)を思い出してしまいます。
06/10/20
Barre Phillips (バール・フィリップス)の78年の作品、『Three day moon』 。Maneri親子とのどかに微分音階インプロを楽しんだ04年の『Angles of Repose』 では影の薄さが目立ったので、初期のものを聴いてみようという腹だったのですが、いままでよく分からなかった彼の演奏スタイルが余計分からなくなりました。素直に『Journal Violone II』を買い求めるべきだったかも...。
基本的にこの人、音色良くないですよね。ピチカートにしろアルコにしろ中途半端な雰囲気です。レンジは狭いし音に伸びは無いし、「ヨーロッパフリーの重鎮」の看板に偽りアリですよ。斜め上からぎょるるるっとアルコをかましてもまったく緊張感が出てきません。まあBarry Guyの超絶アルコと比べるのが酷なんでしょうけど。
本作品はTerje Rypdal (テリエ・リピダル)との共演が目をひきます。「ヨーロッパフリーの重鎮」と「北欧のB級ド演歌ギタリスト」の共演、しかもバックにはタブラとシンセが控えているのですから、香ばしさを覚えないほうが異常というものです。
内容は実に平凡でした。Rypdalのベッタベタな泣きフレーズはいいとしても(むしろ癒される)、Phillipsもここまでぬるい演奏をする人だとは思いませんでした。例えば2曲目「Ms.P」の長いソロ。荒涼としたサウンドスケープを背景にコードトーン主体で爪弾いていくわけですが、これはもっと重くて深い音色じゃないと酔えないし、どうせやるならクドイくらいに甘く奏でないと面白くないですよ。
3曲目では、Phillipsの退屈なアルコソロに続いて、Rypdalがすかさずリバーブ超深めディレイ超長めでぎょわわわ〜んとギター少年たちの前立腺を直撃するソロを披露。うむ。
06/10/18
デジカメ遂に死亡。
昼ごろにテレビの通信販売で売ってそうな野暮ったいデザインですが、4年前に購入した時点ですでに原価割れ寸前の値段で売られていたものなので、その辺には一切目をつぶっています。写真が気軽に撮れればよいと。
学生のとき、あんな変異体やこんな過剰発現体の表現型をばさばさと記録に取っておくために使っていたので、当初よりかなりぞんざいな扱いでした。それでも4年使い倒したので元は取ったと思います。素直に買い換えます。
先週末に会社の同じチームの方々とBBQをして、そのときある方が持っていた最新鋭のデジカメに触れる機会を得たのですが、なんすかあれ。最近のデジカメはあんなに起動時間が短いのですか。最近のデジカメはあんなに液晶画面が大きいのですか。
齢26にしてさっそく時代に取り残された気分を味わいました。
新しいデジカメは今週中に梅田のヨドバシで買ってきます。300万画素とかで十分なんだけどな。
06/10/12
いまさらって感じですがHenry Cow の73年発表のファースト『Leg End』 を聴いた。
ああーやっぱカンタベリーいいなーという感じでした。Soft Machineみたいでかっこいいです。こういうことをレコメン系の人の前で呟くと砂にされそうですが。奥行きのない、どぱっと飛んでくるような雰囲気が僕は気に入っています。Soft MachineにしろHenry Cowにしろ、ドラムの手数とか手癖とかがカンタベリーカンタベリーな雰囲気を感じさせるのかもしれません。かたかたかたぱたぱたぱたんっというやつ。
Fred Frith作曲の「Nirvana for Mice」が大変良い。どうでもいいですが導入部に歌でも乗せたらTodd Rundgren作曲って感じですよねこれ。一方でインプロ曲(例えば3曲目)は全くつまらないです。どれくらいつまらないかというと、Ganelinの新しいトリオのドラマーであるKlaus Kugel が立ち上げたレーベルNEMU の『Carnival Skin』と同じくらいつまらない。
GanelinのDVD、このNEMUから今月いよいよ発売されます。
06/09/30
まあ前回「板は曲げてナンボでしょう、ベンドさせよ全てのビルダーどもよ!」とひとしきり息巻いてみたわけですが、労力と投資に見合ったリターンはないと順当に判断を下し、Troelsのパクリをやることにしました。
写真は段ボールで作った1/10スケールのモックアップ。こうやって眺めてみると妙にかわいいですねこれ。メイプルタウン物語を思い出してしまったんですが、それはいかなる理由においてなのか、自分でもよく分かりません。
板取について考え始めています。今年中に出来上がってたら最高だなぁと思います。
06/09/15
Rovaの新作がいつの間にか出ていたようで、これちょっと買っとこうかと思っております。
http://rova.org/discography/totally_spinning.html
John RaskinおよびSteve Adamsの手になる楽曲と、Fred Frithの曲、それとRaderによる小品が少々。「Rader」 ってのはRova Saxophone Quartet独自の即興的作編曲手法のことで、John ZornのGame pieces から軽く影響を受けたAdamsが遊び半分でX-games なるやり方をデッチ上げ、あろうことかこれを6年もの歳月をかけて発展、洗練させたもの。RaderとGame piecesの最たる違いはキューの効果。Raderの方のキューはかなり限定的な作用に絞られているため、一本通った筋道を感じさせるようになってる(気がする)。
今日久しぶりに彼らの『This time we are both』 (1989年にアメリカ人の彼らがソ連に出向いてライブ録音した作品!)を聴いたけど、やっぱりこれは私の好きな作品No.1です。フェイズ・シフトとフリージャズの混合、BartokとThelonius Monkの混合... 官能的なのにゴツゴツしてる、その感触に、私は平静を保てなくなってきます。
06/09/12
MadisoundでLDCの第6版が大安売りです(けっこう前から)。
11ドルだそうで、ついでだから 僕も買っとこうかと思って買ってしまいました。
なんのついでかって、決 ま っ て る じ ゃ な い で す か。
L22RN4X/PですよL22RN4X/P。箱はウリン(比重1.1くらいのデッキ材)でうまいこと組めそうなので、データ取りながらぽやぽやーっと考えます。ウリンはモアビと風合いが似てるので、モアビの突き板が貼ってあるミッド/ハイ用の箱と体良くマッチすると思います。
L22RN4X/Pは74ドルでした。
06/09/05
ガネリン新トリオのDVDが発売される! いつ? 今月!!
http://homepage3.nifty.com/musicircus/main/review/nemu005.htm
個人的にはチェカシン=タラゾフ=ガネリンのトリオに物凄い思い入れがあるので、そちらの方を発掘するなりなんなりして何とかしていただきたいのですが。ガネリントリオに対する思い入れを垂れ流したわたくしの駄文はこちら 。
POP BIZ のラインナップに心惹かれるもの多数。MPSの再発盤を大きく取り上げてるあたりでもう泣きそうです。
06/09/04
「アクースモニウム
アクースモニウムはメディアに固定されたアクスマティック・ミュージックの再現に用いられる多元立体音響の為のシステムである。独自のミキサーと多数のスピーカーによって構成され、作曲家またはアクースモニウム専門の演奏家により演奏される。
フランスのINA-GRM(ミュージック・コンクレートを生み出し今日までその思想を受け継いできた音楽音響研究所)のコンサート・シリーズでは50〜70台ものスピーカーを用いて音の移動感を表現している。」
(http://low.cavestudio.org/ishigami/digi2003/ より)
9/23に大阪の全興寺でおこなわれるアクースモニウムのライブ(?)を見に行こうと思います。
出演者の方のブログはこちら。 http://musicircus.sblo.jp/
06/09/02
Tymphanyのページ を眺めていてやはり気になってくるのですが、あのLAT 500 てのはどうなんでしょうか。音質がどうとか言う前に、どういう仕組みなのかあまりはっきりとは想像できないのですよ。
長いこと疑問だったのですが、軽くググってみて解決しました。
CESのカーオーディオショーのレポート から。
「2個の5インチのドライバの間に4個のパッシブラジエータが挟まってる」? 「5インチドライバが動けばそのダイアフラムと連結されたパッシブラジエータも動く」? ...ごめ、余計わかんないです。なんとなく想像はできましたけど。
実効振動板面積を大きくしてむにゃむにゃする狙いなんでしょうか。 Madisoundでは来年2007年中に販売されるようですが、私はどなたかが人柱を買って出てくれるまで様子を見ますw
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